マインドマップとは、トニー・ブザンという方が提唱した脳のイメージをそのまま書き出してしまうノート術です。
ここ数年で急に話題になってきました。たぶんドラゴン桜のイメージツリーの影響ではないかと思っているのですが、実は歴史的には古くからある記述法です。
古い話であれば、ピカソやダヴィンチなど、歴史上「天才」と謳われる人達が皆この方法でアイデアノートを作成していたと言われています。
書き方は、色分けできるカラーペン、無地のA4用紙を用意し、中央から様々な方向に関連キーワードのツリーを書いていくものです。
極端に言ってしまえば、通常のノートに比べて左脳だけでなく右脳も使用することで、より脳を活性化させるという手法です。現在では、パソコンでマインドマップを記述するツールも有償・無償問わず様々な物があります。より詳しい情報は以下のサイトおよびBlogをご覧下さい。
mandmap.jp
はてなダイアリー > キーワード > マインドマップ
マインドマップ特集
マインドマップを考えた人のセミナー
マインドマッピング-Wikipedia
さて、私もマインドマップを利用するようになり1年ほど経ちましたので一度私なりの使い方をまとめてみたいと思います。
ソフトですが、私は無償のFreemindを利用しています。WindowsでもMacでもソフトをインストールしておけば使えるため、データはUSBメモリに入れて必要に応じてMacで編集したりWindowsで編集したりしています。
*WindowsとMacではショートカットキーが若干異なっているのが残念ですが。
マインド・マップの「FreeMind」、スタート時覚えておくべきキー操作
無料のマインドマップ作成ソフト「FreeMind」を使ってみました
また使い方としては、
1.検討したいキーワードを中心に書く
2.アイデア出し
この場合は、特に何も考えずひたすら枝を増やしていきます。
ここのアイデア出しに関しては0から始めるのではなくある程度いろいろなアイデアがある状態で使うことの方が多いです。
3.キーワードの整理
パソコンを使ったマインドマップのもっとも大きいと思われるメリットとして、各キーワードの位置の変更がマウスで簡単に出来ることが挙げられます。上記で出てきたキーワードをいろいろと配置してみて、それら全体を見渡してみることで改めて面白いアイデアが湧くこともあります。
4.プリントアウトして考察
やはり最終的に全体を見渡すのは紙の方が見やすいです。A3で印刷可能の場合は、A3用紙を横向きに印刷しています。ただ全体的に大きなマップを作成してしまうとどうしても文字が小さく縮小されてしまい見難いのが難点です。
5.2~4を繰り返す
最終的に自分だけで完結することが多いのですが、人に物事を説明したりヒアリング時にも使用される方も多いようです。
マインド・マップとUMLを使った要求分析支援(前編)
マインド・マップの基本と応用
マインドマップによる、ユーザ要望の聞き取り
shiology: 262:041227 shio的マインドマップ利用法──MacPeople記事連動
さて、マインドマップを書く手段を使い分ける方が良いという記事を見かけましたので紹介させて頂きますと、
僕は
○紙のマインドマップは「記憶術」
○パソコンのマインドマップは「考えをまとめる技術」
なんじゃないかと思ってます。
ueBLOG: MindMap雑感1
マインドマップを使ってみようと思い始めたきっかけが、頭の中で散漫する考えをまとめたいということで始めて使い始めたので、私の目的ではパソコンを使ってのマインドマップで便利に使えています。
私は、手書きは性格上向いていないため(上手に書けない事を気にして時間がとられたり前に進めなくなったりしてしまう)手書きではマインドマップは書きません。
代わりに手書きの場合はキーワードの書きなぐりやキーワード同士を矢印で繋いだりとぐちゃぐちゃなものを書いたりすることはあります。
本来の意味でのアイデア出しの場合は紙に書きなぐっていくスタイルの方が脳が刺激されているような気もします。
私は人前でプレゼンをするようなことはないのですが、もし機会があれば一度試してみたいなと思うソフトがあったので紹介致します。
高橋マインドは画期的なプレゼンソフトウェアです。高橋メソッドという迫力あるプレゼン手法のスライドを、マインドマップという技法により簡単に作成するものです。高橋マインド
マインドマップ以外にも良く知られているKJ法などが出来るソフトなど様々な発想・考察ツールを紹介されていたので紹介。デスクトップ発想支援ツール
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