最近ではソフトや書籍も充実しているため、ホームページ作成も個人で行いやすくなりました。
そこで、ここではまずホームページを作成するにあたって何を用意すればよいのかを説明します。
保存する場所はどうするか
ホームページを作成してみんなに見てもらうためにはインターネット上に保存する必要があります。この場所を提供するサービスをホスティングや、サーバーと呼ぶのですが、このサーバーには無料のものや、有料のものがあります。
無料と有料の違い
無料サーバーはその名の通り、登録すれば無料で使用することが出来ます。しかし、無料サーバーの多くはホームページ内の一番上や一番下に比較的大きく広告が表示され、その広告内容もランダムなので、ホームページのイメージを損なう恐れがあります。ホームページを使って会社の宣伝や、契約を促すような商用で考えられている方はあまりお奨め出来ません。
有料サーバーは数多くの会社がサービスを提供しており、料金プランも数多くあります。オンラインショップの構築を考えられている方はセキュリティが重視されているサービスを利用しましょう。また、ホームページを表示させるときに「重たい」と呼ばれるのは、このサーバーの能力が強く影響されています。
ロリポップ
料金も安いので、個人利用で多く使われている人気のサーバーです。
ファーストサーバ
多くの法人でも利用されているファーストサーバー。高性能のため、以前は料金も高かったのですが、現在では低価格のプランから、高性能なプランまでさまざまなプランも用意されています。
ネットショップ専用レンタルサーバー
ネットショップを一から構築しようとするとかなりの技術が必要となります。このサービスはそのネットショップをカンタンに作成出来るツールをそろえたサービスですので、手っ取り早くネットショップを開設したい方にお奨めです。
URL(ドメイン)の話
URLは有料で自分で取得することが出来ます。このURLはドメインと呼ばれ、取得すればホームページのURLや、メールアドレスの@より後ろに使われます。会社名や提供サービスの名前をドメイン名にしたり、自分が使いたいドメインを自由に決めることが出来ます。しかしこのドメイン名は世界に一つだけしか作れないため、既にそのドメインが取得されていないか注意が必要です。早いもの勝ちですので、ドメイン名をとりたいと思ったときはすぐに取っておくことをお奨め致します。またこのドメイン名は、ホームページやメールアドレスをオフラインで公開する文字となるため、名刺やチラシなどに表示することも想定して考える必要があります。また入力されやすいURLを考える必要もあります。
ホームページ作成ツール
ホームページを作成するには、HTMLと呼ばれる言語で作成する必要があります。最も簡単に作ろうと思えばワードやエクセルでもHTML形式でファイルを作成する事が出来ます。またホームページを作成するためのソフトも数多く販売されています。HTMLという言語さえ覚えてしまえばメモ帳だけで作成することも可能です。
作成ツール
ブログ(CMS)システム
最近は、CMSと呼ばれるシステムが数多く利用されるようになりました。デザインとテンプレートを作成すれば、更新作業が大変楽になるため、ますます普及がすると思います。
Movable Type
国内での商用・法人利用で最も多く使われているMovable Type。デザインテンプレートも多くリリースされているので、お気に入りのデザインテンプレートを購入すれば、すぐに見た目も美しいホームページを作成する事が出来ます。
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