Skypeとは?

40.ソフト

Skype
現在(2005年)全世界で5000万ものユーザーが使用しており、驚異的な普及をみせているP2P電話「Skype」。もうお使いの方も多いと思いますが、???という方に少し説明をします。

Skypeとは「スカイプ」と読み、パソコンにインストールさせることで、Skypeユーザー同士の音声通話が無料で行なえるという画期的なソフト。もちろんソフトも無料。

コーリン・パウエル元米国務長官がSkypeを見たときに「これで通信業界は終わった」と言うほど、このソフトは素晴らしいデキ。

それでは、なぜここまで普及しているのかを簡単に要約。

1.音質が良い。
インターネット経由なのに、独自の技術により、低速回線でも音質が良好。

2. NATやファイアウォールなどの利用環境を意識しない設定の簡易さ
通常インターネット経由のソフトウェアは、ルーターが使われていたり、ファイヤーウォールが使われているような環境の場合、ややこしい設定が必要ですが、Skypeは、インストールすればどのような環境でもすぐに使えます。

3. 通話が無料で広告なし。
やはりこれが一番大きいでしょう。

通常音声通話だと聞き取りにくかったりする場合があったり、逆にインスタントメッセンジャーやメールの場合、なかなか意図していることが伝わらなかったりと一長一短でしたが、このSkypeであれば、音声通話もインスタントメッセンジャーも同時に使用できるため、お互いのデメリット部分がなくなっています。

また従来の音声電話だと有料オプションだった複数人同時通話も出来(5人まで)、常時接続であれば、ずっと通話中にしておき、必要なときのみしゃべるといったような使い方も出来ます。もちろん海外通話も無料なので、企業で使えば通信費コストを減らすことが出来るため、積極的に導入されている企業も多いようです。

ただ、まだ発展途中のソフトのためデメリットもあります。

1.一般電話からの電話を受けることができない
一般電話とは、置き換えることが出来ない理由として上記が上げられます。一般電話に発信は、有料で出来るのですが、一般電話からの受信が出来ません。そのため、受信するために、一般電話は残しつつも、発信はSkypeで行なうといった柔軟な対応が求められてきます。

2.パソコンがなければ使えません。
携帯電話のようにどこでも持ち運べたり、するわけではなく、パソコンとインターネット環境が必要です。

これらのデメリットもありますが、従来の通信業界にとって頭の痛い種であり、私達ユーザーには嬉しいサービスですね。

Skypeは、マイクとスピーカーがあれば、使用できるのですが、スピーカーから聴こえる相手の声をマイクが拾ってしまうため、やはり通常はヘッドセットが良いでしょう。最近では、電話機の形をしたUSB受話器も発売されており、非常に好評のようです。

まだ、Skypeを使われたことのない方は一度使ってみては。

以下サイトでダウンロード出来、使用方法もかかれています。

Skype

Livedoor Skype
SkypeにLivedoorのロゴが入っているもの。機能的には上記と同じ。

売れ筋ヘッドセット一覧

参考文章
PART1 SkypeがIP電話に与えるインパクト

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