アメリカ初のSecond Life(セカンドライフ)が今年の4月に日本に上陸するということで話題になっています。
初めてこの言葉を聞いたとき、恥ずかしながら団塊世代の方がインターネットを活用していることであると半年近く勘違いをしていました。
では実際second lifeとは一体何なんでしょうか?
second lifeとは、アメリカ3Dで描かれる仮想世界の中で、歩いたり、チャットをしたり、買い物をしたりする一種のオンラインゲームです。ゲームといってもゴールやエンディングなどはありません。
second lifeの中で、使われるアバター(キャラクター)やアイテム、建物など全てがユーザーによって作られています。これらのアイテム(オブジェクト)作成には、SecondLifeで提供される3Dモデリングツールを利用して作成するようです。
またsecond lifeの利用自体は無料で出来ますが、家や店などを立てたりするためには土地が必要です。その土地を購入したり、ユーザーが作成したアイテムを購入するためにはゲーム内通貨であるリンデンドルが必要です。
このリンデンドルはなんと、実際の現金に換金可能(米ドル)出来ます。
(日本円にも換金可能になる予定?)
そのため企業や起業家達は、SecondLifeをビジネスに利用出来るのではないかと注目を浴びており、実際Second Life内では、通貨量が1日辺り米ドルに換算すると約100万ドルほどあるそうです。
実際、昨年末にはゲームの中で100万ドル以上を稼いだユーザーがいて、アメリカで大きなニュースになりました。
日本語版はまだアカウント登録が出来ないため、現在は英語版しか体験することが出来ません。説明やメニューなどが英語表示なので、英語圏でのユーザーが大半を占めていますが、国内企業でもトヨタや日産、ナイキなど、いくつかの企業は既にsecond lifeの中で、実売されている車や靴などをアイテムとして作成しており、プロモーション活動を行っています。
一般ユーザーは主に、SecondLife内を探索したり、ユーザー同士でチャットを行ったりするコミュニケーションを楽しんでいるようです。
日本語化されたサービスはまもなく公開だそうですが、今すぐやってみたい方は以下のリンクを参照してみて下さい。
参考リンク
始めてみよう!仮想世界「Second Life」–基本操作編
Second Life フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コメント